腰痛とは?

一言で腰痛といっても、その原因はさまざま、そして痛みの頻度や程度もそれぞれ違ってきます。

ある日突然に大きな痛みが起こる、ぎっくり腰といわれているものは急性腰痛症です。多くの場合は安静にすることで改善に向かいますが、まれに大きな病気の前兆である場合もありますので専門医での診断が必要です。

いつもの生活で、少し痛みがあり長い期間悩まされるものは慢性腰痛症です。腰痛持ちなどといわれているのがこれにあたりますが、特定の原因と言うものがなく、仕事や運動などで引きおこる場合があります。

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腰痛がおこる原因は?

普段の生活でも、人間の腰には上半身を支えるため負担がかかっていますが、神経も通り重要な部分の一つです。そのためさまざまな原因で腰痛が引き起こされるのですが、ここではその要因を見ていきたいと思います。

仕事が原因の腰痛

デスクワークや車の運転など同じ姿勢を続ける仕事は腰痛を引き起こす要因となる場合が多いです。同じ姿勢でなくても荷物の持ち運びなどで腰に負担がかかる場合、家事や育児も腰痛となる要因になります。

運動が原因の腰痛

毎日からだを動かしているスポーツ選手には、腰に負担がかかることはよく知られていますが、逆に普段全く運動をなされない方も筋肉が弱くなり腰痛の要因となります。

姿勢が原因の腰痛

仕事の場合と同じ要因ですが、それ以外にも普段は履かないハイヒールで歩いたり、猫背やその逆でおなかを突き出したような姿勢をされている方は、その姿勢が腰痛の要因となります。

骨が原因の腰痛

骨粗しょう症などの骨に関する病気ももちろん腰痛の要因となり、それ以外にも腰の骨折、神経を刺激する椎間板ヘルニアも腰痛の要因です。

ストレスが原因の腰痛

最近は心理的、社会的な影響、いわゆるストレスも腰痛の要因だといわれています。例えば、いつも腰痛がひどくなかなかなおらないことがストレスとなり、さらに悪化させてしまう場合もあるといわれています。